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USB版5インチベイLCD

2003.07.11 回路図の部品定数(R1〜R4)が間違っていたので修正。
2003.07.08 新規作成


はじめに

LCD外観

FTDI社のFT8U245BMを使って、PCの5インチベイに内蔵するキャラクタLCDパネルを製作してみました。
FT8U245BMの機能であるBit-Bangモードを使っているため、とてもシンプルな回路構成になっています。

まだ試作段階です。肝心のLCDも5インチベイに内蔵していませんし、Windows側の制御ソフトも完成度が低いのですが、しばらく進められそうも無いので、現状を公開します。
FT8U245BMとBit-Bangモードについてはここでは説明しません。こちらを参照して下さい。


概要


回路について

回路図

回路図です。FT8U245BM周りは基本回路ということで回路図からは省略しています。

制御できるデータ線が8本しかないので、スイッチ入力はLCDのデータバスと共有しています。R2/R4がミソです。R1/R3は省略できます。(LCDモジュール内に弱プルアップ抵抗が内蔵されているため)


制御ソフト

制御ソフトはWindows 2000/XP専用です。Windows 95/98では動作しません。実行にはVC6ランタイムが必要です。
また、あらかじめFTDIの「ダイレクトドライバ」をインストールしておく必要があります。

ソフトが起動すると、タスクトレイに常駐します。終了するには、タスクトレイのアイコンを右クリックして、表示されるメニューから「終了(X)」を選択して下さい。

(→ Visual C++6.0用サンプルプログラム・ソース一式 / 86KBytes)

FTLcdDlg.cpp/FTLcdDlg.h メイン処理
FTLcd.cpp/FTLcd.h LCD制御クラス
FTCtrl.cpp/FTCtl.h FTDIダイレクトドライバAPIラッパクラス (CFTCtrl)
FTException.cpp/FTException.h CFTCtrlクラスの例外オブジェクト
FTD2XX.H.h/FTD2XX.lib ダイレクトドライバAPIヘッダ/ライブラリ (FTDI社提供)

CFTCtrlクラスではエラー処理を簡単にするため、エラー時に例外(CFTExceptionオブジェクト)をthrow出来るようにしています。
例外を使用する場合は、「FTCTRL_THROW_EXCEPTION」をdefineして下さい。




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