Last update 2000.10.13
安い! 簡単!?
プレステパッドコンバータ
▲PSパッドがMSXにっ!
これはなに?
プレステのパッドをMSXのジョイスティックとして使えるようにする、イカしたアダプターです。
面倒な処理は全て内蔵のマイコンで行っているので、とっても簡単に製作できます。MSX-ISPにより、マイコン書込み器等の特別な機材は一切不要。電子工作の出来る人なら、部品とMSXさえあれば、即製作する事ができます。
主な仕様
- 可変速連射(4段階)
- キーカスタマイズ
コンテンツ
製作記事
ダウンロード (MSX用)
- 書き込みプログラム・ソース一式 (ps2msx.lzh)
参照
- PSコンバータ説明書 (ps2msx.txt)
- 書き込みコマンド説明書 (avrprg.txt)
- PSコンバータソースファイル (ps2msx.asm)
- 書き込みコマンド本体ソースファイル (avrprg.mac)
- 書き込みプログラムサブルーチン (avrpgm.mac)
- PSパッドコンバータ回路図 (p2m-src.gif)
動作確認済み
書き込みコマンド (AVRPRG.COM) ※FS-A1GTだと、高速モードでは書き込めないそうです。
- Panasonic FS-A1ST
- Panasonic FS-A1GT
- SONY HB-F1XV
PSパッド
- SONY SCPH-10010
- SONY SCPH-1010
- SONY SCPH-1200
- SONY SCPH-1080
- HORI SLPH-0012x
パソコン本体
- Panasonic FS-A1ST
- SONY HB-F1XV
- SHARP X68000 SUPER HD
MSX-ISPって?
今回のウリです。(ホントかなぁ)
本機の制御には、ATMEL社のAT90S2313というマイコンチップを使っています。どのマイコンでもそうですが、コイツ動かすには、まずプログラムを書込んでやらないといけません。そのプログラムを書込む仕組みの一つとして、ISP(In System Programming)というものがあります。
ISPで書込みをするにはまず専用の機材(俗に言う書込み器)が必要。これでは、機材を持っていない人は何も出来ません。
そこで、今回は回路をひねって、MSXから直接マイコンにプログラムを書込めるように工夫しました。ちょうど、AT互換機でBIOS-ROMの書換えをするような感覚です。
要するに、MSXさえ持っていれば書込み器が不要というわけです。
今後バージョンアップ(デュアルショック対応など)やバグがあったときは、プログラムを配布して書換えてもらうだけで済んでしまうという。なかなかいいでしょ?
参考文献
- プレイステーション・PAD/メモリ・インターフェースの解析 (藤田氏)
- AVRライタソースファイル (ChaN氏)
更新履歴
2000/10/13 部品配置図で、コンデンサC2の向きが逆だったのを修正。
FS-A1GT,SCPH-10010の動作確認を追加。守月なゆさんThanx!2000/06/19 参考文献を追加 2000/06/01 とりあえず公開
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