アダプタの製作が終わったら、MSXのジョイスティックポートを経由して、マイコンにプログラムを書き込みます。この作業を終えると、ようやく完成です。
1.「PS2MSX.LZH」を解凍
MSX-DOSで動作する書き込みコマンド、チェック用コマンド、マイコン用プログラム(Intel-HEX形式)等が入っています。テキストファイルには必ず目を通しておいて下さいね。
2.書き込みモードにしてMSXへ接続
PSアダプタのジャンパピンをショートして、書き込みモードにします。
その後、アダプタをMSXのジョイスティックポート1に挿します。
3.プログラム書き込み
MSX-DOS上で、
A>AVRPRG PS2MSX.HEX
とすると、プログラムの書き込みが始まります。
「Verify...Done!」と表示されたら書き込み完了です。途中、エラーが出て止まってしまったら、残念ながら製作の段階で間違っている可能性があります。
- ジョイスティックポートは「1」に挿さっているか?
- ジャンパ位置は書き込みモードか?
を確認して、それでもダメなら再度配線を確認しましょう。
4.一旦外してから通常モードに
ここで一旦、MSXからPSアダプタのコネクタを抜きます。そして、ジャンパを外して、通常モード(マイコンのプログラムが動作するモード)にします。
5.カスタマイズリセット
再度アダプタのコネクタをMSXに挿します。PSパッドも接続しておきます。
そして、[START]と[SELECT]を押しっ放しにすると、(1秒くらいして)LEDが点灯します。点灯を確認したら[SELECT]を押します。すると、LEDが消灯します。
これで、PSアダプタが使えるようになりました。念のため、ボタンが効くかチェックしましょう。
6.ボタンのチェック!
そのままゲームを動かしてチェックしても構いませんが、一応テスト用のコマンドも用意しています。
MSX-DOS上で、
A>TRIG 1
とすると、現在のジョイスティックポートの状態(この場合、ポート1)が2進数で表示されます。ボタンを色々押してみて、数字が変化するかどうか確かめて見て下さい。 終了は、[CTRL]+[STOP]です。
ということで完成です。説明、ちょっと手抜きかも…。分らないことがあれば、メールなり伝言板なりで質問して頂ければ幸いです。
些細な事でも構わないので、お気軽にどーそ。
|