今どきの環境と新しいOSの勉強がしたくて、今年の7月にSurface Pro 3を購入。いろいろ格闘しながら約3か月が過ぎました。
使っていくなかで問題点もちらほら、その問題点の中の一つ、スリープ状態(Connected Standby)してもバッテリーが消費し続けられてしまうという現象に悩まされ続けて、何とか解決したのでメモ。Connected StandbyはInstantGoに改称されたらしいけど、まったく広まってない感がすごい。
コマンドプロンプトで、
POWERCFG /SLEEPSTUDY
すると、スリープ時のログがsleepstudy-report.htmlが作成されるのでブラウザで開いて確認。
だいたいいつもこんな感じで、スリープ中にバッテリー残量がガンガン下がってる状態。もれまくりです。
内訳を見ると、「% LOW POWER STATE TIME」が0%になっている。すなわち、スリープ中に全く省電力な状態に落ちてない。
「USB xHCI 対応ホスト コントローラー (\_SB.PCI0.XHC)」の「%ACTIVE TIME」が100%になっている。おまえかー!
ホストコントローラ自身が悪さしているとは思えなかったので、恐らくホストコントローラ配下ぶら下がっているデバイスのせいなんじゃないかと思う。念のため、ホストコントローラの「電源の管理」の設定を見ても、「電力の節約のために、コンピューターでこのデバイスの電源をオフできるようにする」にはチェックが入っていた。
さらに内訳を見てみると、「No active components. 」…なんで?
USBViewで、ホストコントローラ配下に何がつながっているのか確認してみる。
「USB入力デバイス」というのがタイプカバー(キーボード)で、タイプカバーを外しているときにも症状が発生するので問題なさそう。
「Marvell AVASTAR Bluetooth Radio Adapter」が怪しいかな…。ちなみに、このBTアダプタの「電源の管理」の設定も、「電力の節約のために…」のチェックが入っていた。
試しにBluetoothをOFFにしてスリープしたところ、「% LOW POWER STATE TIME」が100%になった!
Bluetoothが使えないと困るので、さらに切り分け。そういえば、スマホとペアリングしていたのを思い出して、ペアリング解除してみる。
やった!やはりスマホとペアリングしていたのが原因だったみたい。
念のため、再度ペアリングしたら症状が再発し、解除したら治ったので間違いなさそう。
まとめなので一気に書いているけど、情報がほとんどなくて、ここに至るまで長い道のりでした。これで安心して運用できそうです。