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2008/09/12

_ 思わず突っ込みたくなる64bit CPUの話

思わず人に教えたくなる64bit CPUの話

「64bit CPUのメモリー空間は32bit版よりはるかに大きい」という小見出しで

では「64bit」では具体的に何ができるのか。上述のとおり1bitでは0と1の2種類の情報しか表せないが、2bitになると「00」「01」「10」「11」と4種類の情報を表すことができる。簡単に言えば、1bit増えるごとに扱える情報量は2倍になっていくのだ。
そのため、64bit CPUでは扱えるメモリーも格段に増える。一般的な32bit CPUでは、扱えるメモリー空間は最大4GB(約40億バイト)までだが、64bit CPUなら理論上は最大16EB(16エクサバイト、約1600京バイト。10億の10億倍が100京なので天文学的な数値だ)のメモリーを扱えることになる。

とか書かれると、

「8bit CPUは256バイトのメモリ空間しかアクセスできないんですね。わかります。」

って間違える人が出てきそう。

最後に一応、こう書かれているので間違いには気付くけど。

具体例を挙げると、CPUが実際に扱えるメモリー空間は「物理アドレス」と呼ばれており、Core 2シリーズなど64bit CPUの場合、32bitモード時の物理アドレスは最大64GB(36bit)。これに対して64bitモード時では最大1TB(40bit)と約16倍に増えている。