2008/11/03
_ HIDaspx
AVR強化週間。
ここ最近、AVRの書込にはすzさんの「serjtag」が超お手軽で便利だったので使っていたのですが、新しく組み立てたATtiny2313Vのボードが高確率で書き込めない…。回路の引き回しが悪いのか、ライタの特性なのかいまいち切り分けが出来なかったので、かねてから気になっていたsenshuさんの「HIDaspx」を作ってみました。
HIDとして認識されるからドライバが要らないんですって!奥さん、これは便利ですよ!!
部品が樹海の奥深くに遭難して行方不明だったり、動かないと思ったらAVRをソケットに挿してなかったり、動かないと思ったらAVRにGND配線してなかったり、動かないと思ったらUSB配線間違っていたりで何とか完成。D+/D-のツェナーとXtalの22pは手元に無かったので後で買う。動いたので結果オーライ。
オリジナルと違うところは、ターゲット側コネクタのピンレイアウトがここと同じくAtmel標準になったところくらい。
書込も早いし、デバイスも自動認識するから使いやすい。書込が終わったら信号線が解放されるところも地味に便利。
余談ですけど、最初は過電流防止用のポリスイッチに、秋月で買ったmicroSMD010を使って面実装カッコイイ!とか思ってたんですが、ちょっと熱を加えただけで抵抗値が2Ωから20Ωくらいになってそのまま戻らなくなったので、泣く泣くリードタイプに付け替えました。僕にはまだ早すぎたようです。
オマケのベンチマーク結果。やはりHUBを経由すると速い。
Dell Inspiron 530s Microsoft Windows XP Home Edition (SP3) x86 Family 6 Model 15 Stepping 11 GenuineIntel ~2660 Mhz Intel(R) ICH9 Family USB Universal Host Controller
hidspx-1031, hidmon-1028 AVR> bench 100
直結 (前面ポート) hid write end, 3800 bytes/1094 ms, 3473 bytes/s
直結 (背面ポート) hid write end, 3800 bytes/1094 ms, 3473 bytes/s
ELECOM U2H-M4BGT (前面ポート) hid write end, 3800 bytes/297 ms, 12794 bytes/s
ELECOM U2H-M4BGT (背面ポート) hid write end, 3800 bytes/234 ms, 16239 bytes/s
IO-DATA GV-MVP/RZ2 内蔵HUB hid write end, 3800 bytes/219 ms, 17351 bytes/s
IO-DATA GV-MVP/RZ2 経由 → ELECOM U2H-M4BGT hid write end, 3800 bytes/234 ms, 16239 bytes/s
なかなか良さそうなプログラマですね。<br>基板を起こして、小さくまとめてみたい気がします。
重宝してます。<br>基板を起こして全部チップ部品にしたら1/3くらいになりそうですね。
ご利用、ありがとうございます。<br><br>ぜひ、このライタを使った応用例を紹介ください。<br><br>利用結果のご報告もお待ちしております。
こちらこそ、ありがとうございます。<br>wikiは情報が丁寧にまとめられていて、とても参考になりました。<br>ドキュメントがメンテナンスされているというのは大変重要なことだと思います。<br>こちらのほうでも、進展がありましたらご報告させていただきます。