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2011/03/09

_ BeagleboardでAndroid(Froyo)プレビルドイメージを動かしてみた

最後の更新から、だいぶ間が空いてしまいました。今年はAndroid強化年間です。

Beagleboard

基礎から学ぶ 組み込みAndroid」に、TIのサイトでBeagleboard用のAndroidプレビルドイメージが公開されているということが書かれていたので、早速チャレンジ。

自分の持っているBargleboardはRev.C4で、本が扱っているBeagleboard-xMより一世代古いけど、そのまま読み替えられそう。ていうか、いつの間にかBeagleboard-xMが149$に値下がりしてるし!

HW構成は以下の通り。注意点は、BeagleboardのUSBホストポートはLow-Speedデバイス(USBマウス、キーボード)直結できないのでHUBを経由になること、イーサネットアダプタをつなぐと電力が足りないかもしれないので、セルフパワーHUBを使った方が安定する(らしい)こと。

今まで、microSDを使っていたのですが、OSが起動しなかったり、OSが起動してもアプリがエラーで起動しなかったりと、どうも不安定。今回、SDカードを買って試してみたところ一発で安定しました。今までの苦労って…。

  • Beagleboard (Rev.C4)
  • セルフパワーUSB HUB (エレコム U2H-Z7SBK)
  • USBキーボード
  • USBマウス
  • USBイーサネット (I-O DATA ETX3-US2)
  • 4GB SDカード (Transcend TS4GSDHC6)
  • HDMIモニタ
  • USBシリアル (P9にクロス接続)
  • 5V/1A ACアダプタ (または、USB-OTGから給電)

まず、Ubuntuの環境を用意して、「TI_Android_DevKit 02_02_00 Product Download Page」の「BeagleBoard rev C4」から、ファイルをダウンロードして展開。

おもむろにSDカードを挿入して、[システム管理]-[ディスク・ユーティリティ]からSDのデバイス名を確認。自分の環境では「/dev/sdb」でした。

ディスク・ユーティリティ

ターミナルから「mkmmc-android.sh」を実行すると、SDカードに対してパーティション切ったり必要なファイルをコピーしたりしてくれます。至れり尽くせり…。

導入に際して、こちらも参考にしました。「export LANG=C」がポイントみたい。

tomo@ASPIRE:~$ cd beagleboard-rev-c4/
tomo@ASPIRE:~/beagleboard-rev-c4$ ls
Boot_Images  Filesystem  Media_Clips  README.txt  START_HERE  mkmmc-android.sh
tomo@ASPIRE:~/beagleboard-rev-c4$ export LANG=C
tomo@ASPIRE:~/beagleboard-rev-c4$ sudo ./mkmmc-android.sh /dev/sdb
[sudo] password for tomo: 
Assuming Default Locations for Prebuilt Images
All data on /dev/sdb now will be destroyed! Continue? [y/n]
y
[Unmounting all existing partitions on the device ]
umount: /dev/sdb: not mounted
umount: /dev/sdb1: not mounted
[Partitioning /dev/sdb...]
Disk /dev/sdb doesn't contain a valid partition table
DISK SIZE - 4011851776 bytes
CYLINDERS - 487
[Making filesystems...]
[Copying files...]
[Copying START_HERE floder to boot partition]
[Copying all clips to data partition]
[Done]
tomo@ASPIRE:~/beagleboard-rev-c4$

できあがったSDをBeagleboardに挿して電源ON。数分待つと、何事も無かったかのようにAndroid起動。USBイーサネットアダプタも認識、ネットワークアドレスもDHCPで勝手に取ってました。

マウスを挿すと、勝手に認識してマウスカーソルが表示されるみたい。すばらしい! (→起動時のログ)

起動後の画面はこんな感じ。arowboatのランチャが入ってて、ベンチマークとかできます。

arowboatのランチャ ベンチマーク ぐりぐり動く ネットつながった!

ということで、今までビルドしたり調べ物したりしたのが何だったんだと思うくらいあっさりとFroyoが動いてしまいました。いい時代になったなぁ。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]
_ 後輩M (2011/03/10 11:58)

随分サボってて、ごめんなさい <br>まで読んだ。

_ TOMO (2011/03/10 12:51)

読もうよ。読めよ、頑張って書いたから。 <br>ていうかごめんなさい書いてないし!